
マザーリシャリーフの紅花祭は、街をとりまく平原に野生のチューリップが出ているあいだ、年の最初の四十日間つづいた。廟での旗揚げには二十万人もが集まり、記録に残るノウルーズの集まりとしては世界最大だった。
四十日のチューリップ
グレ・ソルフは「赤い花」の意で、その花とは野生のチューリップである。祭りはマザーリシャリーフで、年の最初の四十日間——三月の春分のノウルーズから——行われる。ちょうどその期間、街をとりまく緑の平原と丘にチューリップが上がってくる。アフガニスタン最大のノウルーズの祭りであり、一日ではなくひとつの季節である。
旗
その中心にある儀式がジャハンダ・バラ、旗揚げである。定められたモスクで行われる宗教儀礼で、掲げられるのは特別な旗で、その色の並びはサーサーン朝の王旗デラフシェ・カーヴィヤーニーを思わせる。
マザーリシャリーフのものがいちばん大きい。国じゅうから二十万人までが、青いモスクをとりまく中央公園にこのために集まった——記録に残るノウルーズの集まりとしては、世界のどこよりも大きい。
同じ日々に属するものがほかに二つある。祭りのあいだ、マザーリシャリーフでも他所でもブズカシの大会が開かれる。そして年の初日にはジャシュネ・デフカーン、農民の日が来て、農民たちがその年の生産を後押しするために街を歩く。
二〇二一年以降
二〇二一年にタリバンが権力を握ったのち、ノウルーズは公式の祝日の一覧から外された。政府の報道官は、国が催しを組んで公式に祝うことはないが、人びとが私的に祝うのを「妨げることはない」と述べている。
残りの事情は、祭りがいま何でありうるかにかかわる。音楽は禁じられている。女性は公共の公園や娯楽施設から締め出され、二〇二四年に公にされた法は、女性の声が人前で聞こえてはならないとする。二〇二五年に引かれた住民の言葉によれば、ノウルーズの楽しさも活気も消え、伝統の食べものの値は、もともと苦しい家々の手の届かないところへ行ってしまった。
チューリップはいまも丘に上がってくる。上に書いたのは、この祭りがどうであったかである。ある年にそのどれだけが行われるかは、このページには言えない。
開催時期
アフガニスタンの年の最初の四十日間。三月の春分のノウルーズから始まる。二〇二一年以降、国が催しを組むことはなく、行われるのは人びとが自分たちで行うことだけである。
- 2027/03/21~2027/04/29AP1406年1月1日算出
- 2028/03/20~2028/04/28AP1407年1月1日算出
- 2029/03/20~2029/04/28AP1408年1月1日算出
- 2030/03/21~2030/04/29AP1409年1月1日算出
敬意をもって訪れる
知っておきたいこと
- 音楽は禁じられている。集まりが以前の年の録音のように響くとは思わないこと。
- 女性は公共の公園や娯楽施設から締め出されており、二〇二四年の法は女性の声が人前で聞こえてはならないとする。
- 政府の建物、軍事施設、検問所の撮影は許されておらず、拘束につながりうる。人を撮る前には許しを得ること。
避けること
- 渡航しないこと。英国外務省はアフガニスタンへのすべての渡航を控えるよう勧告し、拘束の危険が大きいと警告している。


出典
この項目は次の資料をもとに書かれています。
- Nowruz in AfghanistanWikipedia · 2026年9月29日 閲覧
- Afghans No Longer Celebrate Nowruz Amid Poverty, Taliban RestrictionsRadio Free Europe / Radio Liberty · 2026年9月29日 閲覧
- Afghanistan travel advice: safety and securityUK Foreign, Commonwealth & Development Office · 2026年9月29日 閲覧


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